法要に参列する
法要は、故人を偲び、冥福を祈るために行われる行事です。
施主にあいさつして供物料や供物を渡す
法要に招かれたら、病気などやむをえない事情がないかぎり、できるだけ出席します。
逆に、どんなに親しい間柄であっても、こちらから出席を申し出るのは避けましよう。
仏式の法要は、寺院や自宅、斎場で営まれます。当日は、法要がはじまる20分くらい前に到着するようにします。
施主にあいさつをし、「どうぞご仏前にお供えください」と言葉を添えて、供物料や供物を差し出します。
お斎では思い出話をして故人を偲ぶ
法要では、僧侶の読経、焼香などが行われます。
法要後は墓参りをしますが、墓が離れた場所にある場合は、墓参りは後日身内だけで行われます。
法要後は、「お斎」と呼ばれる会食の席が設けられます。
席次は、僧侶が上座に座り、友人、親戚の順に座ります。
施主の指示があれば、それに従います。
施主のあいさつの後は、食事をしながら、故人の思い出話などをして、故人を偲びましよう。
案内状への返事
法要の案内状が届いたら、できるだけ早く出欠の返事をしましょう。
返信用はがきを出したうえで、電話で通知のお礼を述べるとていねいです。
やむをえない事情で欠席する場合は、返信はがきにお詫びの一文を添えるか、電話であらためてお詫びをします。
そして、法要の当日より前に届くように供物料か供物を手配し、出席できない理由やお詫びを記した手紙を添えて送ります。
供物料
法要に招かれたら、供物もしくは供物料、または両方を持参します。
近年は供物料を包むヶ-スが多くなっています。
供物料は、故人との関係や法要の規模によりますが、相場は5千~2万円ほどで、1万円を包む人が多いようです(あくまで目安です)。
不祝儀袋の表書き
○仏式の不祝儀袋
仏式では、黒白か双銀の水引を選び、表書きは「御仏前」「御供物料」「御香料」とします。
○神式の不祝儀袋
神式の場合、表書きは「御玉串料」「御霊前」を用います。水引は黒白、双銀、双白。
○キリスト教式の不祝儀袋
キリスト教式の場合は、現金を包む習慣がないので一般に生花や菓子を持参しますが、食事のもてなしを受ける場合は「御花料」として現金を包みます。
法要参列時の服装
一周忌までの法要は、略礼装を着用します。
男性はブラックスーツ、女陛はブラックフォーマルです。
和装の場合は、地味な色無地に黒帯を締めます。
三回忌からは、地味な平服でかまいません。男性はダークスーツに地味な色のネクタイを締めます。
女性は地味な色のスーツやワンピース、アンサンブルを選びます。
葬儀直後のお清めの作法
葬儀に参加した後は、家に入る前にお清めを行いましょう(浄土真宗以外)。
まず、家にいる家族に、手に水をかけてもらいます。
さらに、胸、背中、足元に塩を振りかけてもらい、体を清めます。
玄関の前に塩をまいてもらい、踏んで清めるという方法もあります。
ひとりで行う場合は、葬儀に向かう前に水と塩を玄関の外に用意しておき、帰宅の際に自らで清めましょう。
近年は、葬儀社が清めの塩を用意してくれるので、活用してもよいでしょう。